革靴のインソール交換方法と理想的なインソールの見つけ方
インソールは使えば使うほどボロボロになっていくものであり、いずれ交換しなければならなくなります。では、一体どうやって交換すれば良いのでしょうか。
そこで今回は、革靴のインソールを交換する方法や自分に合ったインソールの選び方などについて紹介します。この記事を読んで、ぜひ正しいインソールの交換方法を覚えましょう。
自分で革靴のインソールを交換する方法は?
自分でインソールを交換する際には、3つの手順に従いましょう。ある程度コツがいりますが、できる限りコストを抑えて交換したいときにぴったりです。どのような手順でインソールを交換していくのかご紹介します。
①ドライヤーを使ってインソールを剥がす
まずはドライヤーを使って、インソールを剥がしていきましょう。ドライヤーの熱によって接着剤の力が弱くなり、剥がしやすくなります。
無理やり剥がそうとすると靴が傷ついてしまうため、やめておきましょう。もし接着剤のあとが残っているのであれば、取り除いた上で次のステップに進みます。
②インソールと革靴に接着剤を2度塗る
次に新しいインソールと革靴に接着剤を塗ります。ここでのポイントは、どちらも2度塗ること。最初は薄く塗ってドライヤーで乾かし、次は分厚く塗ってすぐに引っ付けましょう。
③数時間革靴を放置すれば交換終了
貼り付けたら数時間乾かして完了です。意外にも簡単に交換できますが、接着剤を塗る際には慎重に行いましょう。適当に貼り付けてしまうと、しっかりと張り付かない恐れがあります。
靴修理屋さんに依頼するとどうなるの?
自分で交換するのが不安な方や、プロの技を活かして貼り付けて欲しいのであれば、靴修理屋さんへ依頼しましょう。靴修理屋さんは数多くあり、有名な店舗としては「ミスター・ミニット」や「靴専科」などがあります。
では、靴修理屋さんへ依頼した場合はどのようなことをしてくれるのでしょうか。
靴にぴったりなインソールを用意してくれる
靴修理屋さんでは、依頼された靴にぴったりなインソールを用意してくれます。色や形状を測った上でインソールを交換してくれるため、違和感を覚えることは少ないでしょう。
また、靴修理屋さんによってはスポンジを入れて履き心地を改善してくれる場合もあります。
自分でするよりも費用と期間がかかってしまう
靴修理屋さんへ依頼するデメリットとしては、どうしても費用がかかってしまうことが挙げられます。
例えば「靴専科」の場合、インソール交換で1,800円以上かかります。また、靴修理屋さんによっては期間がかかることも。すぐに交換してくれる場合もありますが、4日ほどかかる可能性もあります。
理想的なインソールを見つけるためには?
インソールは多種多様なものが揃っているため、すぐにぴったりなものを見つけるのは大変です。しかし、選び方を理解しておくことで、スムーズに見つけられるようになります。
理想的なインソールを見つけられるポイントは2つ。もし新しいインソールに交換したいと考えているのであれば、ぜひ覚えておきましょう。
インソールを購入する目的をハッキリと
まずはインソールを購入する目的をハッキリとしておきましょう。上記で述べた通り、インソールは数多く存在します。目的が曖昧だと、どれが良いのか迷ってしまい、なかなか決められません。
しかし、目的がハッキリしていれば探す時間も短時間で済むことでしょう。例えば臭いを減らしたいのであれば、消臭対策されている製品の中から選ぶのがおすすめ。具体的には「Dr.Scholl/強力消臭・抗菌 インソール」や「アシート/Oタイプ」などがあります。
また、足への負担を減らしたい場合には、クッション性に優れたものが良いでしょう。こちらも具体的な商品を挙げるならば、「Dr.Scholl/ジェルアクティブインソール」や「ビルケンシュトック/ブルーフットベッド スポーツ」といったものがあります。
革靴のインソールは厚さに気をつけよう
革靴の場合、機能性だけではなく厚さも重要なポイント。基本的には、厚めのインソールが革靴におすすめです。なぜなら革靴の内部は薄く、衝撃を受けやすいため。足が衝撃を受けてしまうと、過度な負担がかかってしまい、身体のバランスに悪影響を与えます。
しかし、厚めのインソールに交換してしまうと窮屈に可能性もあります。そのため、極端に分厚いインソールを選ばず、窮屈にならない程度のインソールを選びましょう。
まとめ
今回の記事では、革靴のインソールの張り替えや選ぶ際のポイントなどを紹介しました。インソールは自分で張り替えることもできますが、自分でするのが不安であれば靴修理屋さんへ任せてみましょう。もし今使っているインソールがボロボロなのであれば、早速新しいものに交換してみましょう。