長く履きたい方必見!革靴のインソールにおけるトラブルと対処法
ビジネスやファッションに使える革靴は、しっかりと管理すれば長く履き続けることができます。
しかし、中にはインソールにおけるトラブルに見舞われしまう方もいますよね。
そこで今回は、革靴のインソールにおけるトラブルと対処方法についてご紹介。
革靴を初めて買った方や、革靴のトラブルに悩まされている方は必見ですよ。
革靴のインソールにおけるトラブル
革靴のインソールにおけるトラブルは主に3つあります。細かく見てゆきましょう。
風通しが悪いとカビが生える
風通しが悪い場所に革靴を置いていると、インソールにカビが生えてしまいます。
カビは、温度が20度から30度であったり、湿度が80%以上あったりなどの条件が揃った時に発生するもの。カビが生えた革靴を履いた場合、アレルギー体質の人であれば体に異変が生じることもあるので、たかがカビとはいえませんよね。
インソールが剥がれてしまった
長年履き続けていると、インソールと靴の接着面が劣化して剥がれしまうことに。
インソールの素材によっては、吸収された汗が剥がれてしまう原因につながります。また、少し剥がれただけであっても、そこからさらに剥がれやすくなるため、負の連鎖に陥ってしまいます。
経年劣化によってボロボロに
インソールが剥がれるだけではなく、穴が開いたり薄くなってしまったりすることもあります。そもそも、インソールは歩く際の衝撃を減らしてくれるアイテム。インソールがボロボロだと衝撃を吸収する力が衰え、膝や腰に影響が出る場合があります。
インソールのトラブルを解決する方法
このようなトラブルを抱えたインソールはどうすればよいのでしょうか。
主なトラブル解決法としては2つありますので、インソールが抱えているトラブルに合わせた対応を行いましょう。
解決法①接着剤を使ってくっつける
インソールが剥がれている場合は、接着剤を使って貼り付けるのが一番。インソールを貼り付ける際に必要な道具は両面テープと接着剤、ヘラの3つです。
まずはつま先と踵に両面テープを貼り、接着剤をインソールの中心部に付けます。接着剤はインソールだけではなく、靴にも付けましょう。付けた接着剤をヘラで薄く広げたら、表面だけ乾くまで放置します。程よく乾いたら両面テープを剥がし、インソールを靴の中へ入れましょう。入れた後に、強く押して固定すれば完了です。
解決法②プロに依頼する
あなた自身の手ではどうしようもない場合は、プロに任せるのがおすすめです。
業者であればインソールの交換だけではなく、それ以外の修理も対応してくれます。
また、靴磨きやメンテナンスも行ってもらえるため、お気に入りの革靴が長く使えるようになりますよ。
靴修理を引き受けてくれる業者は、日本全国に点在しています。
お店によって料金や修理時間も異なるため、事前にどのくらいの料金がかかるのか聞いてみましょう。いくつかの修理屋に聞くことで、どこが安く確実に直してくれるのか分かりますよ。
トラブルに見舞われないためには?
革靴を購入するのであれば、できる限りインソールのトラブルに見舞われたくないですよね。インソールのトラブルを未然に防ぐのであれば、以下の方法を行ってみましょう。
除菌・防カビスプレーを使ってトラブル対策
上記で触れた通り、湿度や温度の条件が揃うとインソールにカビが生えてしまいます。
カビがインソールに生えてしまわないようにするためには、除菌や防カビ効果があるスプレーを使うと良いです。
靴屋さんやドラッグストア、雑貨屋やインターネット上には、靴向けの除菌・防カビスプレーが数多く販売されています。
また、靴向けのスプレーの中には、どんな靴に向いているのか明記されている場合も。スプレーの量や金額、効果などを比較しつつ、あなたが欲しいと思えるスプレーを見つけてみましょう。
ちなみに除菌・防カビスプレーの金額は、数百円で購入できるものもあれば、2,000円ほどかかるものもあります。
毎日同じ革靴を履かないことも効果アリ
お気に入りの革靴だとついつい毎日履きたくなってしまいますが、実はおすすめできない行為です。
毎日同じ革靴を履いてしまうと、前日に溜まった湿気が排出されないまま靴の中にこもってしまうのです。
それだけではなく、嫌な臭いの原因にもなる雑菌が繁殖しやくなったり、靴が傷つきやすくなったりなどのトラブルを引き起こすことも。
湿気や雑菌を減らすためには、それぞれの靴が休めるようなローテーションを組んであげましょう。
1日靴を履いたら、最低でも1日から2日ほど履かないようにするのがベスト。
靴を休ませてあげることで、履いている時にこもった湿気がしっかりと排出されます。
まとめ
今回は、革靴のインソールで起きるトラブルや対処法について紹介しました。
カビといったトラブルはしっかりと対策を行うことで、未然に防ぐことができます。
それでも防げない経年劣化によるトラブルに見舞われた場合でも、プロに任せることで解決します。
この記事を参考に、お気に入りの革靴をトラブルなく長く使い続けてみてください。