防水スプレーで靴長持ち。お手入れにおすすめの防水スプレー

皆さんは、普段どのような靴のお手入れをしていますか?仕事やプライベートで毎日のように履く靴ですから、できれば長持ちさせたいですよね。
雨の日に、靴を濡らさないために使われる防水スプレー。実は、靴の汚れ防止にも効果的なのです。
防水スプレーの正しい知識や使い方とおすすめの防水スプレーを紹介します。

本当に靴のケアには防水スプレーが効果的なのか?

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防水スプレーは、雨の日だけでなく普段でも定期的に使用することで、靴の汚れ防止になると言われています。本当に効果があるのでしょうか?
ここでは、靴に防水スプレーを使用することでどのような効果があるのか、どのような防水スプレーが効果的なのかを紹介していきます。

靴のケアにおすすめ?防水スプレーの効果とは

防水スプレーの効果は、以下の2つがあります。
・防水
・撥水
・靴へのダメージを軽減
防水や撥水はご存じの方も多いはずです。靴へのダメージとは、雨や湿気による「カビ」の発生です。一度カビが発生してしまうと、落とすことは困難で靴自体の劣化にも繋がります。防水スプレーは、この「カビ」や「劣化」を防ぐことができるのです。
また、靴に防水スプレーをかけるということは見えない膜で「コーティング」されていることになります。つまり、汚れが付きづらく落としやすくなるということです。そのため、靴に汚れが付いてしまった場合でも、ウエットティッシュなどで簡単に落とせてしまいます。

靴の素材別に使い分ける、防水スプレーを紹介

防水スプレーには種類があり、靴によっては逆にダメージを与えてしまうこともあります。効果的に使用するためにも、まず防水スプレーの種類を理解しておきましょう。

・フッ素系
・シリコン系
防水スプレーの種類はこの2つです。
フッ素系の防水スプレーは、靴だけでなくカバンなどにも使用できる万能な防水スプレーです。スウェードや革など多くの素材に使うことができ、通気性を保つこともできるのが最大のメリットです。しかし、繊維の一本一本にフッ素樹脂が乗っている状態なので、撥水効果の持続力は低いです。
シリコン系の防水スプレーは、革の表面をシリコンでコーティングするため即効性があり、効果の持続力が高いことがメリット。しかし、通気性の低下や革素材に使用すると劣化が進んでしまうため注意が必要です。
革以外の素材で即効性を求める時には、シリコンタイプの防水スプレーでも良いと思いますが、靴の手入れおすすめなのは、「フッ素系」の防水スプレーです。

靴の汚れ防止にもなる防水スプレーの使い方とは?

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効果と種類がわかったからさっそく使ってみよう!と思った方も多いと思います。
しかし、皆さんは防水スプレーの正しい使い方を知っていますか?誤った使い方をすると、靴にダメージを与えることになり逆効果になることも。さらに、防水液は体にとっては有害なので使用する環境を間違えると体にまで悪影響を及ぼす可能性もあります。
靴に防水スプレーを使用する前には、正しい使い方を理解しておきましょう。

靴に防水スプレーを吹きかける前に、環境を整える

防水スプレーの正しい使い方として、まず2つの環境を整えましょう。
1つは「靴の環境」です。新しい靴であれば問題はないのですが、すでに何度か履いたことがある靴に防水スプレーをかけようとした場合は靴をキレイにする必要があります。
汚れた靴にそのまま防水スプレーをかけてしまうと、そのまま表面をコーティングすることになるので、すでに付着している汚れなどは落としづらくなってしまします。
もう1つは、周囲の環境です。室内の密閉された空間で防水スプレーを使用してしまうと、防水液が充満し誤って吸ってしまう可能性があります。危険ですので、必ず換気しやすいベランダや外などで行うようにしてください。

効果を高める防水スプレーの使用頻度とは

防水スプレーは1回でも十分に効果はありますが、より効果を高める方法があるのでご紹介します。
まず、かける回数は一度だけでは薄くコーティングされているだけで効果が弱いので「2回程度」繰り返し行うことをおすすめします。ただし、一度かけたらしっかり乾燥させてからかけ直すようにしてください。
かける頻度は、基本的に1〜2週間で効果が弱まってくるのでその前にかけ直すのが良いとされています。しかし、靴を使用する頻度にもよりますので、よく外出する場合は2・3日に1回程度かけ直すことをおすすめします。
また、防水スプレーなので防水と撥水の効果を発揮しますが、雨の日の使用は靴表面のコーティングを早く落としてしまいます。雨の日に使用した後には、必ず乾燥させてから再度防水スプレーを使用した方が良いでしょう。

大切な靴を守るイチオシの防水スプレーを紹介

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ここまで、防水スプレーの効果や正しい使い方などを紹介してきました。では、実際にどのような防水スプレーがあるのでしょうか?革靴からスニーカーまで、素材ごとにおすすめの防水スプレーを紹介します。
就活中の方におすすめの100均防水スプレーの情報も得ることができます。

働く人必見!革靴にイチオシの防水スプレーを紹介

サラリーマンの方は、毎日のように革靴を履いて仕事しなければならないため靴の手入れが大変だと思います。
日々の手入れをより簡単にするため、革靴におすすめのフッ素系の防水スプレーを紹介します。

「コロンブスの防水スプレー」
価格もそこまで高くなく、様々な素材に使用することができる万能防水スプレーです。革製品に使用できるので、革靴だけでなくカバンにも使うことができます。

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スニーカーのケアに、イチオシの防水スプレー

スニーカーを愛用している人は、雨の日でもどんな時でもできれば履きたいですよね。ここでは大切なスニーカーをいつでもキレイに使用できるおすすめの防止スプレーを紹介します。
「クレップ プロテクトの防止スプレー」
こちらはフッ素系の防水スプレーです。撥水効果が強い防水スプレーなので、強い雨の日でも大丈夫!しかもスニーカーで大切な通気性もそのまま残しながら、汚れや雨から守ってくれます。また、革製品やナイロンなど様々な素材にも使用することが可能です。

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靴のお手入れが格安で!100均の防水スプレー紹介

靴の手入れに防水スプレーは使いたいけど、なるべく安く済ませたい方には100均の防水スプレーがおすすめ!しかし、シリコン系の防水スプレーが多く、使用できると表記されていても革製品などにはあまりおすすめできないものもあるので注意が必要です。

「ダイソーの防水スプレー」
靴、革、布用に使用できるとされている防水スプレーです。しかし、防水液はシリコン系なので革製品などに頻繁に使用すると痛みやすい可能性があります。スウェード素材や使用頻度が少ない場合にはおすすめです。

「セリアの防水スプレー」
主にシリコン系の合成成分の防水スプレーです。こちらは革製品には非対応なので注意が必要です。防水や撥水の効果は普通の防水スプレーとあまり変わらないので、対応素材には安心して使用できます。

「キャンドゥの防止スプレー」
こちらはフッ素系の樹脂が配合されている防水スプレーです。革製品には使えないですが、防水効果が高いと評判なので他の素材の靴にはおすすめです。

まとめ

出典:Amazon

汚れや雨から大切な靴を守ってくれる防水スプレー。今まで雨や雪の時のみに使用していた方は、普段のケアにも使用してみてはいかがでしょうか?
使用する際には、必ず周りの環境を整え安全に使用し、靴をキレイにしてから防水スプレーをかけるようにしてください。
100均などでも入手でき使用方法も簡単ですが、対応できる素材が限られている物もあるので必ず確認してから靴やカバンなどに使用するようにしましょう。

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