ブーツを履きこなすポイントは、どこにあるのでしょうか？スニーカーとは異なるサイズ合わせのコツがいくつかあるので、スキーブーツ・スノーボードブーツ・サイドゴアブーツ・ムートンブーツを例に紹介します。

スキー＆スノーボードブーツの選び方と調整方法

ウィンタースポーツといえば、やはりスキーとスノーボードですよね。安全で快適に楽しむためには、ブーツ選びが重要。見た目やデザインを優先すると、ケガをする恐れがあります。では、どのようにして自分に合ったスキー＆スノーボードブーツを見つければよいのでしょうか。

厚手の靴下を履く前提で試着する

しばしば忘れがちですが、スキー＆スノーボードブーツを買いに行く時は、必ず厚手の靴下を履いておくようにしましょう。実際に装着する際は厚手の靴下を履いているはずなので、普通の靴下で試着すると、小さめのサイズを購入してしまうかもしれません。ブーツ合わせは、厚手の靴下を履いた状態を想定するのが大切なポイントです。足指の“ゆとり”があるかどうかを確かめるようにしましょう。キツすぎて足指が完全に動かないのはNG。スキーやスノーボードをしているときに、足を痛めてしまいます。

試し履きで歩き回ってフィット感を確かめる

ただブーツを履くだけでは、フィット感を確かめることはできません。試着したら歩き回って足が痛くないかチェックしましょう。ブーツを履いて歩くと、足のどこに負荷がかかるかを体感することができます。その際、「歩くたびに足指が痛い」「足の甲に靴がぶつかる」「足首の締め付けがキツイ」といった諸々の問題点が見つかります。

サイズはベルトや靴下で調整可能

もしかしたら、誰かからブーツを貰うことがあるかもしれません。スキーやスノーボードは、誰かの“おさがり”で道具一式を揃えるなんてことがしばしばあります。

お金をかけずに道具を揃えられるのはありがたいことではありますが、ブーツのサイズがピッタリではないかもしれません。そんなときは自分に合ったブーツを新調することをおすすめしますが、せっかくだから貰い物のブーツを使いたいという場合は、厚い靴下やブーツのベルトでサイズやフィット感を調整しましょう。

冬の定番！ムートンブーツやサイドゴアブーツの調整方法

見た目もさることながら、靴の中もフワフワでとってもあたたかい「ムートンブーツ」。冬は絶対に手放せないという方もいるのではないでしょうか。
そして、雨の日だけでなく、冬靴として人気が高い「サイドゴアブーツ」。1960年代にビートルズも履いていた、とてもシンプルで洗練されたブーツです。以下では、これらおしゃれブーツのサイズ合わせについて取り上げていきます。

「捨て寸」を意識？ゆとりあるサイズを選ぶ

基本的に、ブーツ類は「捨て寸」を意識してサイズ合わせすることが大切です。「捨て寸」とは、靴のつま先に「ゆとり」を持たせるスペースのことです。スニーカーをよく履く人は、ぴったりのサイズを選ぶ感覚が染みついていますので、ブーツ選びの誤った認識を持つ方が多いようです。足を痛くしないためにも、まずは「捨て寸」前提でゆとりあるサイズ選びをしましょう。心配なら、試着の際に店員さんに相談するとよいでしょう。

サイドゴアブーツは硬めのつくりなので、つま先にゆとりがないと結果的に足を痛めてしまう恐れがあります。ただし、ムートンブーツの場合は、柔らかい素材なので、捨て寸をそこまで意識しなくてもいいかもしれません。

大きめのサイズはインソールで調整可能

ピッタリのサイズを選ぶのがもちろん理想。しかし、気に入ったブーツのサイズがやや大きかったりすることもあります。そんな時は、インソールを入れてサイズ調整するとよいでしょう。小さいサイズはさすがに調整が厳しいですが、大きめのサイズであればインソールでサイズ感を合わせることも可能です。

ブーツのサイズ調整に便利！おすすめインソール

ブーツのサイズ調整におすすめのインソールを紹介します。インソールは歩き疲れや消臭効果を備えているので、サイズ調整をするつもりでなくても、ぜひ使ってみてください。

シダス

シダスインソールの特徴は「絶妙なバランス」にあります。体重以上にかかる圧力を支え、アーチの機能を保持するサポート力。アーチの動きに連動し、パフォーマンスを妨げないしなやかさの両立です。さらにそれぞれのスポーツや用途にあわせたバリエーションの豊富さがどんなシーンでもインソールを選ぶことができます。

本格的なブーツにも対応！ウインター3D（329500）

前足部のアルミフィルムが保温性をアップ。 しっかりしなやかにカカトとアーチを支えるナイロンアーチフレックスシェルに 表面はソフトな足当たりのメッシュ素材でカジュアルのブーツからスキー、スノーボードの本格的なブーツまでサイズもユニセックスで対応できるインソールです。

フットボール3D（3152051）

本来サッカー用のインソールですが、グリップ性に優れた表面素材、EVA素材、カカトのジェルが高い衝撃吸収、インソールの厚みが 薄くサポート性に優れたTPUシェルが靴の中にスペースがないブーツでも動きを妨げずに調整をしやすくしている。 つま先部の通気孔が快適性をアップしているので蒸れやすいブーツでも蒸れを予防！

女性の細身のブーツに！オフィス３D（201540）

つま先にかけて段階的に薄くし、タイトで隙間の少ない女性用のブーツに適した女性専用薄型モデル。 ヒールの高い靴にも対応した設計(高低差3.5cm程度まで)で 表面にマイクロファイバー、カカトにクッションパッドを装備、ソフトな足当たりで女性の足を衝撃から守る女性にオススメのインソールです。

まとめ

ブーツそれぞれにサイズとフィット感が異なります。靴下やインソールを上手に活用しながら自分に合った一足を選びましょう。

• ブーツ  スキー  スノーボード