登山用靴下おすすめメーカー4選!選び方も紹介

登山で意外と重要なのが靴下。靴下の選び方次第で、足元の快適さがかなり違ってきます。今回は、そんな登山用靴下の素材などの選び方や普通の靴下との違い、魅力的な機能を持ったおすすめメーカーをご紹介します。自分好みの靴下を履いて、登山を快適に!

登山用靴下の役割

Couleur/Pixabay

これから登山をしようと思っているあなた。登山用靴下って、普通の靴下と何が違うの?いくつも種類があるけど、どうやって選べばいいの?という疑問を持っているのではないでしょうか。ここでは登山用靴下と普通の靴下の違いや、その素材と選び方について紹介します。

普通の靴下と何が違う?

Hans Braxmeier/Pixabay

登山用の靴下はウールや化学繊維が主です。普段履くような靴下のほとんどはコットンでできていますが、登山時にコットンの靴下を履いていると濡れたときに乾きづらくなります。濡れたままだと靴の中の湿度が高くなり、蒸れて不快な思いをすることが増えます。一方、ウールや化学繊維の靴下は速乾性に優れており、そのようなことが起きにくいです。

また、保温性や吸汗性も大きな特徴です。寒い時に足を保温したり、汗をかいたときに体温を逃がさないようにする機能が、登山用靴下には備わっています。

そして、ウールや化学繊維は、抗菌防臭加工がされており、においのもととなるバクテリアの増殖を抑える効果もあります。その効果は、同じ靴下に2,3日履き続けても匂わないほど。普段履いている靴下では、濡れたりするとすぐ臭くなってしまい、履き替えたとしてもそれを持ち運ぶのはあまりいい気持ちがしませんよね。その点登山用靴下は臭くなる心配もしなくて済むというのも大きな特徴です。

登山用靴下の素材と選び方

erge/Pixabay

登山用靴下のうち、ウールタイプは汗を吸収して外へ発散させる能力が高く、化学繊維タイプは速乾性が高くウール系よりも価格が安いことが特徴です。なかにはウールと化学繊維を混紡してそれぞれの良さを生かしたものもあります。ウールの靴下は保温性に優れているので、泊まりで行く縦走長期登山や、冬の登山など、過酷な環境にも耐えることがきます。

一方、化学繊維タイプは、吸汗性、速乾性、耐久性に優れていて、ウールよりも値段が安値です。日帰り登山や低山ハイクに頻繁に行くなど、靴下が複数枚必要な人におすすめです。

また、重ね履きをしている人もいます。内側には速乾性がより高い化学繊維タイプのものを履くのが一般的で、汗をかいても足を乾いた状態に保つことができ、外側のウールの靴下でクッション、保温、汗を外に逃がす役割を持たせます。

おすすめの登山用靴下メーカー4選

王道登山ブランド!モンベル

モンベルは、日本を代表するアウトドア総合メーカーです。リーズナブルな価格で高品質な製品が手に入ることが特徴。世界でも人気のメーカーだけあって、ソックスのラインナップも豊富です。メリノウール採用のものと、ウィックロンという素材が使われているものがあります。メリノウール製はより暖かく、ウィックロン製は速乾性重視となっています。トレッキングやウォーキング、クライミングまで、様々な用途に適した商品を展開しています。

メリノウールトレッキングソックスユニセックス

楽天

パイル地を前面に配し、優れたクッション性を実現した丈夫な厚手のソックスです。縦走など長時間の行動に最適。肉厚なウールの暖かさが足全体に行き渡ります。また、天然の防臭効果により匂いの発生を抑えます。厚さがあるため、普通の靴下でサイズがちょうど良い靴にこの靴下を履こうとすると少々きつく感じてしまうので注意が必要です。

【基本情報】
素材:メリノウール
サイズ展開:S、M、L、XL
カラー展開:ダークブラウン、ディープレッド、ヘザーチャコール、ネイビー

購入はこちらから:楽天

夏でも使える!FITS

アメリカ・テネシー州のとある町で、1902年から靴下工場として創業したクレセントソックス社。アメリカでもっとも長い100年という靴下生産のノウハウを活かし、2010年夏より高品質のウールブランド「フィッツ」を立ち上げました。通常のウールソックスの倍の手間と時間をかけ、高品質な素材”ニュージーランド・メリノウール”を使用し、しかも極細18.5ミクロンにこだわり、他には絶対真似できない上質なソックスを作り続けています。

靴下専門のメーカーだけあって、肌触りは最高。足を靴下に通した瞬間に上質であることがわかります。また、フィッツの靴下の特徴は靴下の部位によって生地の圧縮率が違うところ。足先はやや軽めの生地で汗抜けが良くて指が動かしやすく、かかとや足の甲はより強い生地で頑丈になっています。

ライトハイカークルー

楽天

ソフトな履き心地がクセになるソックス。薄手なので夏でも使えます。クッションは足裏に限定しているのでタウンユースにも使いやすく、普段の靴下として愛用するユーザーが多い商品です。

【基本情報】
素材:ウール、ナイロン、ポリエステル、ライクラスパンデックス
サイズ展開:S、M、L、XL
カラー展開:コール、ストーン

購入はこちらから:楽天

冬でも暖かい!スマートウール

スマートウールは、メリノウールを使用したソックス・アンダーウェアを創業から一貫して届け続けるメリノカンパニー。それまでの「ウールと言えばちくちくする」というイメージを覆した快適な履き心地で、今や登山に無くてはならないほどの存在感を放っています。豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつ。PhDを冠するシリーズは、フィット感を高め程よいサポート性を持たせるつくりで、歩行中に靴下がズレるのを防ぎ、長距離を歩いても疲れにくい履き心地です。

また、注目すべきはその暖かさ。なんとマイナス20度の厳冬期でも暖かく、冬山・雪山のスタンダード靴下とも言われるほどです。

PhDアウトドアヘビークルー(厚手)

楽天

他のどのモデルよりも足に吸い付くようにぴったりとフィットし、負荷のかかる動きをしてもずれにくく、結果的に歩きやすく疲れにくくなっています。耐久性も高く、1年以上使用しても性能が落ちることはありません。防寒性も高く、冬山登山でも問題なく履くことができます。

【基本情報】
素材:ウール、ナイロン、ポリウレタン
サイズ展開:M、L
カラー展開:トゥプ、チャコール、ブラック

購入はこちらから:楽天

コスパ抜群!ワークマン

ワークマンの登山用靴下の特長は何といっても安い点。その分他のメーカーに比べると機能性は落ちてしまいますが、そのコスパは素晴らしいです。疲れにくさなどは先に紹介したような高品質なモデルには遠く及びませんが、快適に歩くための要所は抑えられており、低山登山やトレッキングの範囲であれば十分にその機能を果たしてくれます。

アーチパワーアシスト靴下

 楽天

登山・アウトドア用の靴下。土踏まずや指先、かかとをしっかりサポートしてくれて、足首部分もパイル状になって締め付け感の少ない構造になっています。さらに吸汗・消臭機能も搭載。本格的な登山をする予定はなく、トレッキングなどで使う靴下をできるだけ安く手に入れたいという方におすすめです。

【基本情報】
素材:ポリエステル、綿、ナイロン、ポリウレタン
サイズ展開:24.5~27㎝
カラー展開:ホワイト、グレー、アソート、ブラック

購入はこちらから:楽天

まとめ

いかがでしたか?登山を快適にするために絶対に欠かせない登山用靴下。素材や厚さなどそれぞれのメーカーによって特徴があり、メリットも様々です。自分の目的や行く季節、予算、好みなどにあわせて最適な靴下を選び、足元を快適にして登山を楽しみましょう!

キーワード