登山靴用の防水スプレーで登山を快適に！おすすめの商品を紹介
雨で天気が悪い日は登山靴が水で濡れてしまうのが難点です。水で濡れると臭いも気になりますし、乾かすのも大変ですよね。そんな悩みを解決すべく、今回は防水スプレーについて紹介します。
登山靴用防水スプレーの選び方と使い方
雨で登山靴が濡れたり、土で汚れたりしたときにそのまま放置すると靴にカビが生えたりします。一度カビが生えるといくら綺麗にしてもまたすぐにカビが生えてしまうので注意が必要です。そのため、登山靴は雨で濡れないように気をつけましょう。
選び方：防水スプレーは2種類ある
防水スプレーにはフッ素系とシリコン系があります。フッ素系は革靴の繊維の一本一本にフッ素樹脂を浸水させます。フッ素樹脂で防水効果がでますが、すぐに薄れてしまうので何度もスプレーかけるのが良いです。フッ素系の防水スプレーは通気性が良いのでカビが生えなくなるメリットもあります。そのため、スムースレザーやスエード、ヌバックなど様々な皮素材に使用できておすすめです。
もう一つのシリコン系は皮や布素材の靴に使にえる防水スプレーです。このスプレーは表面に膜を貼るので隙間を埋めることができ、防水効果が得られます。表面を隙間なくカバーするので即効性があり、雨がひどい時や水で汚れる可能性がある時はおすすめです。しかし、その分、通気性が悪くなるので登山靴が劣化してしまう可能性もあります。
使い方①：靴を乾燥させておく
防水スプレーを使用する時は靴をきちんと乾燥させておく必要性があります。雨などで濡れている場合は布でしっかりと拭いて乾燥させ、陰干しで完璧に乾燥させましょう。また、靴に誇りや汚れが付いている場合は布やブラシで軽く擦りながら落としてください。ホコリなどの汚れがあると、防水スプレーがきちんと乗らなくなり、効果が薄れてしまいます。特に頑固な汚れがある場合は専用のクリーナーなどで落としましょう。
使い方②：30cmの距離からムラなくかける
防水スプレーを使用する時は30cmの距離からかけてください。30cm離したところから2〜3秒スプレーします。これを2回繰り返し、全体的にムラなくできたら完成です。スプレーがきちんとできたかどうかを確かめたい場合は、表面がしっとりとしているかを手で触って確かめてください。また、防水スプレーは体の中に入ると良くないのでマスクを着用し、室内ではなくベランダや玄関など風通しの良い場所で行いましょう。室内で行うと床が濡れてしまい転倒する恐れがあります。
防水スプレーの効果をより発揮させたい場合は、スプレーした後に乾燥させ、また同じ工程2〜3回を繰り返してください。
使い方③：乾燥させてからブラッシングする
防水スプレーが終わったら、きちんと靴を乾燥させましょう。濡れたまま外出するとホコリや土がくっつきやすくなり、余計に汚れてしまいます。そのため、出かける前にスプレーしたい場合は30分くらい前がおすすめです。また、スプレーの頻度は一雨で一回、雨以外では週に2〜3回が良いです。
おすすめの登山靴用防水スプレー
防水スプレーは様々な種類があるので、どれを使用すれば良いのか分からないですよね。これからたくさんの防水スプレーの中で、特におすすめの商品を3つ紹介します。
アメダス防水スプレー
この防水スプレーはフッ素系のスプレーであり、ツヤ革、スエード、ヌバックなどの超毛革、天然皮革、その他の革製品に使用できます。幅広い革に使えるため使いやすくて便利です。スプレーは皮革繊維の一つひとつにしっかりと密着してコーティングするため、防水効果が高いです。また、靴の通気性や柔軟性を損なわないので、風通しが良くて臭いも気になりません。他にも、布地や人工皮革にも使用できるのでどの登山靴にも使えておすすめです。スプレーの効果は防水性はもちろん、防油性や防汚効果も得られます。
ホルメンコールハイテクプルーフ
この防水スプレーはナノテクノロジーとハイブリッドマトリクステクノロジーを駆使して作られたスプレーであり、防水のみでなく防汚効果もあります。スプレーはあらゆる革製品や布製品などに使用できるため、幅広く使えて便利です。繊維をしっかりとコーティングするので、水分や油、泥汚れから靴を守ります。
ロックタイト超強力防水スプレー
高性機能防水剤が繊維の一本一本にしっかりと密着し、長時間の防水力を発揮します。従来の製品と比べて10倍もの効果があるため、長時間の使用におすすめの製品です。登山靴はもちろん、衣類やスポーツウェアなどの繊維用品、レインコート、アウトドア用品にも使用できます。ただし、皮やスエード、絹、ゴム、プラスチックには使えないので注意が必要です。スプレーの中身も多く、傘4本分に使用できるのでたっぷり使えておすすめです。
まとめ
防水スプレーがあると濡れやすい環境でも安心して歩けるのでおすすめです。しかし、使い方を間違えると逆効果なため、必ず正しいやり方でスプレーしましょう。今回はおすすめの商品を紹介しましたが、ぜひ参考にしてみてください。
