登山靴メーカーおすすめ7選!人気モデルも紹介

登山靴は、登山やハイキングなどのアウトドアを快適に楽しくしてくれるアイテム。メーカーによって特徴も異なっており、どれを選べばいいか迷っている人も多いはず。そこで今回は、登山の必需品である登山靴の役割やおすすめメーカーをご紹介します。

そもそも登山靴って必要?

登山靴

出典:Kerkez / ゲッティイメージズ

登山初心者の方のなかには、「登山靴ってなんのために履くの?」「スニーカーとなにが違うの?」疑問に思う方もいるはず。そこで、登山靴のスニーカーとの違い、役割を紹介します。

一番大事な登山グッズ

登山で装備で一番重要なのは、ズバリ靴です。きちんとした靴を履けば、登山をしていて疲れにくくなる、けがをしずらくなるなど様々なメリットがあり、いい靴を履けばどんな悪路でも「どこまでも歩いて行ける!」という気分にしてくれます。

山道は歩きづらい!

出典:Daniel Besic / ゲッティイメージズ

登山道や山道は、滑りやすいどろの急勾配を上ったり下ったり、木の根っこが地表に現れてボコボコしていたりなど、平坦な道はほとんどありません。そのような足場の悪い道でも歩きやすくしてくれるのが登山靴の役割です。スニーカーなどソールが柔らかいシューズで硬い岩場などを歩くと、地面からの突き上げで以上に疲れます。その点登山靴はソールが硬い素材で作られていることが多く、疲労を感じにくいです。

けがをしにくくなる

登山は1日中歩き回ります。なので足を怪我させないことが大切。もし登りの途中で怪我をしようものなら、下山の道はかなり過酷になり、下手したら日が暮れても山を抜け出せない、ということも充分にあり得ます。そんな事態になってしまったら、せっかくの登山も台無しですよね。怪我をしない、無事に下山するということは、山を登るにあたって最も重要なことです。
怪我の中でも靴擦れだったり捻挫だったりいろいろあります。一番多いのは靴擦れで、登山靴でもサイズのあっている靴を履くことはもちろんですが、雨が降るなどして靴の中が濡れてしまうことも靴擦れの原因になります。その点登山靴のほとんどには防水性能の高い素材が採用されています。また、スニーカーに比べて登山靴は無駄な筋肉を使う必要がないため疲れにくく、筋肉疲労も起きにくいです。

登山を楽しめる!

メリットはそれだけではありません。登山靴を履けば、山道をどんどん歩いて行けて、山の自然を眺める余裕ができたり、歩くことそのものを楽しんだりと登山そのものを満喫できます。また、自分に合ったお気に入りの靴を見つけて履いていけば、気分も盛り上がってくること間違いなしです。

登山靴を選ぶときの注意点

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登山靴を選ぶときにチェックすべきポイント一覧はこちら。

・カットタイプ
・素材
・フィット感
・デザイン

おもにこのポイントを押さえていれば大丈夫です。それぞれ説明していきます。

カットタイプ

カットタイプは主にローカット、ミドルカット、ハイカットの3つです。
ローカットはスニーカーと似ていて足首を自由に動かせるので、初心者にも履きやすいです。ただし足首は保護されないので、厳しい岩場など整備されていない登山道には向いていません。起伏の少ない自然散策や低山登山など比較的整備された道を歩く登山をする方におすすめです。

ミドルカットは足首を程よくホールドしながらも可動域が広く歩きやすいのが特徴。ねん挫などの怪我を防げ整備されていない道でも歩きやすいです。ただしローカットに比べて重く、足首が固定された状態で歩くので慣れが必要になります。山に登り慣れている人や高い山にも登る人におすすめです。

ハイカットは足首が完全に覆われ、くるぶしがしっかりホールドされるため安定感があります。ただミドルカットよりもさらに重さがあり、動きづらくなります。テントを背負っての登山や縦走登山で安定感を発揮します。

素材

ソールの素材も重要になります。登山靴はスニーカーよりも硬い素材で作られていますが、その中でも硬さ具合には違いがあります。
柔らかめのソールだと、歩いているときにソールが曲がるので平坦な道を歩きやすく、街中でも使えます。荷物が少ない登山やハイキングルートに適しています。
硬めのソールは曲がりずらいので平坦な道は歩きずらいですが、岩場登山などで足の裏全体でなくつま先や一部分を使って岩の上に立つことができます。さらに、余分な力を使わずに様々な形状の岩の上をバランスを崩さずに歩けるので、岩場の登山や荷物の多い登山に向いています。

フィット感

登山靴を選ぶうえで一番大事なのはフィット感です。いくらカットタイプや素材が自分の目的や用途に合っていたとしても、サイズがあっていない靴だと怪我をしてしまい元も子もありません。しっかりと店で試着をして、自分の足に合ったものを選びましょう。メーカーによって幅やサイズ感なども違ってくるので、その点もしっかりチェックっしておきましょう。

デザイン

デザインは自分が愛着を持てるかどうかが重要です。お気に入りの靴を履いていればそれだけで気分も楽しくなりますし、登山に行って靴を履くのが待ち遠しくなります。登山靴を選ぶときには、デザインにもこだわって選びましょう。

おすすめ登山靴メーカー7選

シリオ

欧米人と日本人の足型の違いを独自に分析し、日本人に合った登山靴の製造を行っているシリオ。足幅が3サイズあり、なかなかサイズの合う靴がない方でもきっとぴったりのサイズが見つかると思います。
SIRIO(シリオ) P.F.46 46 【Mens】

出典:Amazon

ハイキングやトレッキングまで幅広く使用できるハイカットモデル。通気性と足首の動きやすさを両立しているので入門者におすすめです。

【基本情報】
重さ(片足):580g
サイズ展開:22.5~29.0㎝

 

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ガルモント

北イタリア地方の小都市で生まれたガルモント。創設当初はスキーブーツ専門でしたが、そしてそこで培ったノウハウ、そしてその伝統と革新技術を組み合わせて、今や登山靴メーカーとして確固たる地位を築いています。

GARMONT MISURINA GTX JP

出典:Amazon

ガルモントが日本人のために開発したモデル。日本人の足の形が徹底的に研究されていて、幅広で甲高な足にフィットするように作られています。本格的な登山も可能なハイカットモデルです。

【基本情報】
重さ(片足):
サイズ展開:25~29㎝

 

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ローバー

ローバーは1923年にドイツで創業された伝統あるブランド。すべての製品がヨーロッパで作られ、品質管理も一切妥協していません。

LOWA(ローバー)VANTAGE GT WXL バンテージ GT WXL

出典:Amazon

やや柔らかめのソールで、つま先部分にはフリクション性の高いパターンが採用されるなど様々な地形に対応するブロックパターンを採用しています。

【基本情報】
重さ(片足):660g
サイズ展開:UK7.0(26.2㎝)~UK9.5(28.3㎝)

 

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モンベル

日本を代表するアウトドア総合メーカー。日本にとどまらず世界にも人気の高いアウトドアブランドです。

ラップランドストライダー

出典:Amazon

柔らかな履き心地で、様々な足の形に対応する全天候型フットウェアです。ゆったりとしたデザインで歩きやすく、低山での登山やハイキングなどで活躍します。
【基本情報】
重さ(片足):378g
サイズ展開:24.0~29.0㎝

コロンビア

アメリカのスポーツウェア製造メーカー。自然環境で行うスポーツに適したウェアからアウトドアギアまで幅広い製品の製造を行ってます。

コロンビア セイバー3ミッドオムニテック

出典:楽天

様々なアウトドアアクティビティでオールラウンドに使える、自由度の高い1足。街歩きから登山まで使えます。
【基本情報】
重さ(片足):
サイズ展開:25.0~28.0㎝

 

詳細はこちらをチェック:楽天

ザンバラン

ザンバランは、イタリアの登山靴専門メーカー。良質な素材を用いた靴を作り続けています。

ザンバラン ビスタGT

出典:Amazon

高品質なヌバックレザーを用いたローカットモデル。長時間使用しても快適で、高原などの景勝地の散策に最適です。

【基本情報】
重さ(片足):390g
サイズ展開:23~27.5㎝

 

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ノースフェイス

アウトドアメーカーでも認知度の高いノースフェイス。数々の逸話や伝説を持つ歴史あるアメリカのブランドです。

ノースフェイス ヘッジホッグ ファストパック ライト ミッド ゴアテックス

出典:Amazon

低山やファストパッキングに最適な山登り用の靴。防水透湿素材ゴアテックスをアッパー部に使用した全天候型の靴です。

【基本情報】
重さ(片足):320g
サイズ展開:26.5~28㎝詳細はこちらをチェック:Amazon

まとめ

いかがでしたか?登山靴にはいろいろな種類があり、自分の登山スタイルなどによって選ぶべきアイテムが変わってきます。登山靴の役割、目的、どんな種類があるのかをしっかり理解して、自分に合った靴を選ぶことが大切。お気に入りの登山靴を見つけて、登山を目いっぱい楽しみましょう♪

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