素材、壊れ方別!パンプスのつま先セルフ修理方法をご紹介
「お気に入りのパンプスのつま先が傷んでしまったけれど、使い続けたいからなんとか自分で修理してみよう!」と考える方は多いのではないでしょうか。ひとつのものを修理して長く使おうとする心意気は、とても美しいものです。この記事を参考に、是非お気に入りのパンプスのつま先をキレイにしてくださいね。
修理を始める前に知っておきたい基礎知識
修理を始めるにあたって前もって知っておきたい、
1.何の道具を用意しないといけないのか
2.そもそも修理する必要が出てくる以前に傷や傷みを防ぐ方法
という2点を紹介していきます。
セルフ修理の際に必要な修理道具って何?
修理道具は素材によって異なりますが、基本的にどんな素材でも必要になってくるのが、「布」「汚れ落とし」「シューズクリーム」です。さらにここから革パンプスの場合はブラシやヤスリ、エナメルパンプスなどの場合はマニキュアやストッキングなどがあると、よりキレイな仕上がりになります。
そもそも傷や破損を防ぐにはどうすればいい?
傷んでしまったパンプスを修理することもいいですが、できれば修理する必要がないように予防したいですよね。ここからはパンプスの傷や破損を防ぐ方法をご紹介します。
・防水スプレーをかける
防水スプレーは、パンプスが水分のダメージによって傷んでしまうのを防いでくれるアイテムです。汚れたままの状態でこのスプレーをかけてしまうと、汚れがそのまま残ってしまいます。買ってすぐか、汚れを落としてから散布するのがポイントです。パンプスの素材によっては、防水スプレーをかけると傷んでしまうものもあります。予め使用可能かどうか、確認しておきましょう。
・定期的に手入れをする
日頃からブラッシングや汚れ落としなどを行うと、キレイな状態をキープし、長く履くことができます。きちんと靴を見ていれば、少しの傷にも早く気づいて対処できます。一度の修理にかかる手間も時間も短縮できるというのも、嬉しいですよね。
素材別!パンプスのつま先修理方法をご紹介
それでは実際にパンプスのつま先の修理方法を紹介していきます。
長く丁寧に使い続けたい!革パンプス編
はじめに、揃えておきたい物は、パンプスの色に近い色のシューズクリーム、目の細かい紙やすり、柔らかい布、(できればブラシ)です。
・布やブラシを使って表面の汚れを落とす
・革が傷んで剥げてしまった部分は、ヤスリでこすって表面を平らにならす(他の部分までこすってしまうと傷んでしまうので注意が必要です)
・傷の部分にシューズクリームを少量つけ、くるくると小さな円を描くようになじませて15分ほど放置する。これを数回繰り返し、キレイに周りの部分になじむようになったら完成
マニキュアを活用!エナメルパンプス編
続いてはエナメルパンプスの修理方法を紹介します。
エナメルパンプスの場合は、「傷」と「汚れ」で修理の仕方が変わってくるのでひとつずつ説明していきます。
まずは汚れの場合、はじめに「柔らかめの布」「消しゴム」「シューズクリーナー」を用意してください。
・布で汚れをあまりきつくならないように擦ってみる(ここで強く擦ってしまうと、エナメル素材に傷がついてさらに汚くなってしまうので注意しましょう)
・布で擦っても取れなかった部分を消しゴムで擦る
・さらに取れなかった部分はシューズクリーナーで磨き上げてください
続いて傷の場合は、「布」「シューズクリーナー」「靴の色に近いマニキュア」を用意してください。
・布やシューズクリーナーを使って傷付近の汚れを落とす(この際に汚れが残っていると上からマニキュアを塗るので取れなくなってしまいます)
・傷部分にマニキュアを丁寧に塗る(塗って10分ほど置いてまた塗るというのを素材に色と同化するほどまで繰り返すのがおすすめです)
パンプスのつま先のセルフ修理はあまり複雑な工程もなく普段から家にあるものでできるので、案外金銭的にも労力的にも負担が少ないですよね。
お店で修理するならこちらがおすすめ!
セルフ修理もいいけれど、「専門店できちんとキレイにしたい」という方も多いのではないでしょうか。そこでここからはおすすめのシューズ修理店を紹介します。
補強までしてもらえる!ミスターミニット
『お客様の「モノを大切に使いたい」気持ちを大切に考える』をモットーにしているミスターミニット。その場で10分という短い時間で修理してくれる事に加え、追加で補強もしてくれるなど手厚いサポートが魅力的です。
こだわりの技術を惜しみなく提供!靴専科
靴専科では、専門知識と経験豊富なスタッフがクリーニング、修理・リカバリー、補強などのトータルサポートをしてくれるので、安心して自分のパンプスを預けることができます。
インターネット受付も可能!靴修理なかじま
靴修理なかじまはスニーカー修理をメインとしているお店ですが、パンプス修理も引き受けてくれます。さらに、インターネットで受付をしてくれるのも嬉しいポイントですね。
まとめ
パンプスのつま先を修理する方法は、理解していただけたでしょうか。ぜひこの記事を参考に、ご自分のパンプスを修理してみてください。