バッシュの洗い方を紹介!ブランド別のお手入れ方法とは
バスケットは運動の激しいスポーツ。そのため、バッシュもかなり汚れやすくなります。手入れを怠っているとすぐに劣化してしまいますし、臭いも気になるので頻繁にお手入れをするようにしましょう。そこで今回は、バッシュの洗い方や手入れのコツを紹介します。
綺麗にしたい!バスケットシューズの洗い方
運動量の多いバスケは、どうしても靴を汚してしまいます。どれだけ大切に履いていても、汚れが目立ったり、ニオイが気になることがあります。それ自体は仕方ないことです。大事なのは、どのように手入れをするかということ。以下では、汚れたバッシュの洗い方について説明していきます。
天然皮革製品はどうやって洗えばいいの?
まずは一般的な方法について紹介します。基本的に天然皮革製のバッシュは、水洗いがNGです。革ですから、水を含むと型崩れを起こしてしまいます。
第一に、シュークリーナーで表面に付着した汚れを落としましょう。布で拭き取るだけでは落としきれないこともあるので、シュークリーナーを使ってください。ガーゼ状の布や、キメの細かい柔らかい布にシュークリーナーをつけ、バスケットシューズ全体を優しく撫でるように拭いてください。力を入れるとバスケットシューズの表面を傷つけてしまいますので要注意です。
より簡単にアッパーやソールの汚れをおとすにはこちら
スニーカーケア ガムクリーナー
アッパーやソールについた汚れを擦り落とします。 油汚れなどにはサンド(粉ヤスリ)入りのグレーの面で汚れを落とせます。
次に、専用のシュークリームで表面を磨いてツヤを出しましょう。シュークリームは、単純にツヤを出すだけでなく、表面を保護する効果がありますので、長持ちさせるためにも積極的に使うようにしましょう。ただし、シュークリームは磨く部分と同色を使ってください。違うものを使用すると色が移ってしまいます。シュークリーム処理が終わったら、布でもう一度磨きます。余分なクリームを落とすためです。
バスケットは大抵屋内で行うスポーツですから、バッシュに泥がつくことはあまりないかもしれませんが、屋外でストリートバスケをした時などに泥が付着してしまうことがあります。そんなときは、皮製品専用の「シューシャンプー」を使って洗うことをおすすめします。
おすすめのシューシャンプーはこちら
スニーカーケア フォームシャンプー
シューズの汚れをしっかり落としてくれます。
部分洗いから全体洗まで、水なしで洗える泡状のクリーニングシャンプーです。天然皮革(ツヤ革・起毛革)、キャンバス地、布地などを使用したシューズにご使用いただけます。オリーブスクワラン、保湿成分配合で革の色落ち、硬化を防ぎます。
シューシャンプーを使う際は、まずは靴ヒモを取り外しましょう。シューシャンプーで洗い終わったら、風通しのよい日陰で乾かしておきましょう。直射日光は絶対に厳禁です。革製品は日光に当たるとひび割れを起こしてしまうからです。しっかり渇いたことを確認したら、上記で説明した手順に従ってシュークリームでバッシュを手入れしましょう。
人工皮製品の正しい洗い方ってあるの?
人工皮革製のバスケットシューズも、だいたいは天然皮と同様の手入れ方法が最適です。人工皮革は天然皮革よりも多少水分に強いので、汚れを拭き取る際は、湿らせた布などで表面を撫でるようにして拭きとることができます。この処理で汚れが落ちれば、それでもう十分です。まだ落ちないようであれば、シュークリーナーを使用しましょう。汚れを拭き取り終わったら、シュークリームで磨いてツヤ出しと表面の保護をしておきます。
皮革製品以外の素材を洗う際の方法とは
バスケットシューズは、機能やデザインの都合上、様々なパーツで構成されています。外部パーツは皮製のものが大半ですが、前足部分などはたとえばメッシュ加工の施されたパーツがあります。その部分は繊維生地などを用いていますから、布で拭くだけでは汚れは落ちません。洗う際はシューシャンプーを用いましょう。
スニーカーケア フォームシャンプー
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部分洗いから全体洗まで、水なしで洗える泡状のクリーニングシャンプーです。天然皮革(ツヤ革・起毛革)、キャンバス地、布地などを使用したシューズにご使用いただけます。オリーブスクワラン、保湿成分配合で革の色落ち、硬化を防ぎます。
インソール(中敷き)を綺麗にする方法とは
バスケットシューズの「インソール(中敷き)」は、高機能のパーツ。実は一般の靴よりも扱いが難しく、適当に洗うと性能が落ちたり型崩れの原因になってしまいます。
ソールは基本的に消耗品だということを自覚する
バスケットシューズのようなスポーツシューズは、インソールそのものが特殊な設計が施された高性能パーツです。バスケットシューズとセットで意味を成しているパーツなので、基本的に買い換えることができないことをあらかじめ念頭に置いておきましょう。どうしてもインソールだけボロボロになってしまって新しいものにする必要がある場合は、市販のインソールを購入するとよいでしょう。ただし、履き心地や性能の面では劣ってしまいます。
ソールは乾かしたり汚れを拭くのが基本的な手入れ
バスケットシューズのインソールは、基本的に水洗いがNGのパーツです。性能が高い反面、特殊素材を使っていることが多々ありますので、水洗いすることで型崩れを起こしたり傷んでしまう可能性があるからです。ですから、汚れや臭いが気になった場合は、インソールを外して汚れを拭き取ったり陰干しすることをおすすめします。
バッシュを長持ちさせるにはどうすればいい?
大切なバスケットシューズ。できるだけ長く履き続けたいですよね。どうすれば長持ちさせることができるでしょうか?
保管環境を整えておくのがベストな方法
バスケットシューズは基本的に皮製品で、ミッドソールにポリウレタン(クッション材)を使用しているのため、水分による劣化が発生します。また、スポーツの特性上、体育館という高温多湿な環境で汗をかきます。当然シューズ内は蒸れて濡れます。そのシューズをさらに「高温多湿」の環境で保管するのは良くありません。
革が柔らかくなって型崩れを起こしてしまったり、ソールが剥がれる可能性もあります。そのためできるだけ風通しのよい日陰で保管するようにしてください。湿気が気になるなら、乾燥剤をシューズケースに入れておくと良いでしょう。においも気になる方は乾燥させてから消臭剤を使用するという流れがベストです!
日頃から手入れを欠かさないのがコツ
バスケットシューズの表面の手入れやインソールの汚れ取りを日頃から行うように心がけましょう。それをするかしないかで、シューズの寿命に大きな差がつきます。シューズケースに汚れを拭き取るための布を忍ばせておくのもいいですね。
まとめ
激しい動きを伴うバスケは、シューズを汚しやすいので手入れが必須。練習が終わるごとにこまめに表面の汚れを取るようにしましょう。