なぜパンプスを履いていると足が蒸れるの?蒸れの原因と対策を紹介

「どうしてパンプスを履いている足が蒸れるの!?」そう思って悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。

パンプスが蒸れてしまうのにはきちんと理由があるんです。しっかりとした対策をすることで蒸れを解消することも可能です。 今回は足が蒸れる理由と、パンプスを履いても蒸れなくなる方法を紹介していきます。

紹介する方法を実践することで、きっとあなたもパンプスの蒸れという悩みから卒業できることでしょう。

なぜパンプスを履いている足が蒸れる?

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足が蒸れてしまうことで、足の臭いや足のかゆみなどが誘発されてしまいます。ではパンプスを履いているとどうして足が蒸れてしまうのでしょうか。その理由を3つほど紹介していきます。

性格に原因がある場合

職場や学校で「真面目だよね」や「几帳面だよね」などと言われた経験はありませんか。一見、足が蒸れる原因と関係ないと思いがちですが、実は非常に強い関係性があります。

足の裏は脇の下と同じように緊張やストレスによって、汗をかきやすくなる精神性発汗になってしまう部分だからです。足の裏に汗をかくことで、角質がふやけ細菌が好む状態になってしまい、蒸れる原因となってしまいます。
直す秘訣はあまり物事を深く考えすぎないこと、又は開き直ってしまいましょう!

ストッキングを履いているから

ストッキングを履いているのが原因です。ストッキングはナイロンという素材を使用しています。ナイロンは吸水性がありませんので、結果として足の蒸れを引き起こしてしまいます。
ストッキングの中には通気性の素材を使っているストッキングもあるので、変えてみるのも良いでしょう。

パンプスそのものが原因

パンプスの素材の多くは、レザーや合成皮革で作られています。レザーや合成皮革は通気性が非常に悪いので、結果として蒸れの原因になってしまいます。パンプスの中には通気性の良いものもあるので、今履いているパンプスではなく通気性の良いものに変更してみてもよいでしょう。

皮がむける、かゆみを伴う場合は?

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足が蒸れる、だけではなく、皮がむける、かゆみが伴う場合は前述した原因とは違いなにかしらの病気の疑いもあります。思い当たるふしがあれば、念のためお医者さんに診てもらうことをおすすめします。

水虫や疥癬の可能性

水虫は場所によっては臭いを発しない場合もありますが、強いかゆみを伴う水膨れや表皮びらんなどがあります。抵抗力が落ちると、雑菌が入り込み臭いを発するようになりますので、注意が必要です。特に夏などの蒸し暑い時期は症状がひどくなってしまう可能性があります。

水虫以外にも疥癬という可能性も否定できません。ヒゼンダニというダニが寄生する病気で、感染した部分が赤い皮疹となり強いかゆみを伴います。また皮疹にならず角質層に増殖するタイプのものは、かゆみを生じない可能性があります。

多汗症の可能性

運動などをしていないのに大量の汗をかいてしまう場合、多汗症の可能性があります。足の裏に症状が出るものは、足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)といわれている多汗症の可能性も否定できません。

足蹠多汗症の原因ははっきり分かってはいませんので、疑いをもった場合、皮膚科の専門医に相談するのが良いでしょう。

パンプスを履いていても蒸れなくなる方法

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体質改善や治療も重要です。ですが、どれも時間がかかってしまいますので、最後にすぐに実行できるパンプスを履いていても蒸れなくなる方法を紹介していきます。

中敷きを入れる・パンプス用の靴下を履く

パンプス用の中敷きを使うのもおススメです。中敷きを使う事で足の蒸れを防止してくれます。またパンプス用の靴下にも注目してみてください。パンプス用の靴下は、フットカバーとも呼ばれています。
消臭タイプのものや吸水性にすぐれているもの、五本指のものなど様々なものがあるので、自分に合ったものを探してみてください。

通勤用のパンプスと会社用のパンプスで分ける

パンプスを履いている時間が長くなればなるほど、蒸れてしまいます。1つのパンプスを履くのではなく、通勤用と会社用のパンプスとに分けるのもおススメです。通勤用と会社用にすることで、蒸れも雑菌も防ぐことがでるだけではなく、パンプス自体の損傷も防ぐことできます。

まとめ

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パンプスを履いていると足が蒸れてしまう原因と理由が分かってもらえたのではないでしょうか。

性格的なものや病気が原因だった場合、すぐに改善することは困難でしょう。しかし、通勤用と会社用のパンプスに分けるなどの方法は、明日からでもすぐに実践可能です。

紹介した方法も1つではなく、複数実践することで劇的な効果をもたらすことでしょう。パンプスを履いて足の蒸れで悩んでいる方は、ぜひ紹介した方法を実践してみてください。

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