パンプスのフィット感を高めるインソール選びのポイント！
今回は、サイズのいまいちなパンプスのフィット感を調整するインソールを紹介します。足に合わないパンプスを履き続けるとすぐに足を痛めて靴擦れを引き起こしてしまいますが、インソールをうまく活用すれば、靴を買い換えることなく調整ができます。本当はちゃんと足に合ったパンプスを選ぶのがベストですが、インソールでも充分に対応可能です。ぜひ参考にしてみてください。
パンプスを履くとかかとが痛いのはなぜ？
パンプスを履くとかかとが痛くなる原因について説明します。おそらく、みなさんにも思い当たるフシがあると思います。かかとが痛くなる原因が分かればどんなインソールを選ぶべきかも分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
足のサイズや形がパンプスに合ってない
もともとスニーカーは、多少サイズが違っても難なく履けます。素材が柔らかく、スッポリと足全体を覆っているデザインだからです。しかし、パンプスは正確に足のサイズや形を把握していないとうまく履けません。周知のように、パンプスは足の甲をホールドする部分がなく、ポッカリと空いているため、もともと脱げやすい構造をしています。ですから、自分の足にフィットしていないと、歩くたびにつま先やかかとが擦れて痛めてしまうのです。
パンプスの構造上かかとが擦れやすくなる
上述したように、パンプスは足を覆う面積が少なく、脱げやすい構造をしています。基本的にパンプスは、つま先とかかと部分で覆っているだけです。そのため、パンプスを履くとどうしてもつま先やかかとに負担がかかってしまいがち。かかとが擦れて痛めやすいのは、そうしたことが理由に考えられます。
かかとの靴擦れを対処するオススメ商品
パンプスを履いてかかとを痛めないようにする便利アイテムを紹介します。入手も簡単で使いやすいので、かなりオススメです。パンプスの愛用者が好んで使うアイテムを3選でお届けします。
靴擦れだけでなく脱げも防止！ジェルパッド
かかと全体を覆うように工夫されたT字型のジェルパッド。脱げやすさを防止するとともに、かかとの靴ずれを解消してくれる超便利アイテム。シール型なので、パンプスに貼り付けるだけでOKです。このジェルパッドを使えば足がパンプスにピタっと吸着するので、足に余計な力を入れる必要がなくなります。長時間パンプスを履いて仕事をする方にもおすすめです。
かかとに貼るだけ簡単！靴擦れ防止テープ
かかとが痛くなる前の「予防アイテム」として重宝する靴ずれ保護テープです。足に貼るタイプで絆創膏よりもずっと効果があり、その高い評価からリピーター続出。「かかとの靴ずれに絆創膏を貼ってもなかなか痛みがとれなかったのに、この保護テープを使ったとたんにピタリと痛みがなくなった！」という声がいくつも上がっています。初めてのパンプス使用者にはかなりおすすめの一品です。
透明だから目立たない！靴擦れ防止パッド
透き通るように透明なタイプのかかと靴ずれ防止パッド。パンプスに貼り付けた靴ずれ保護パッドが目立たないようにしたいというユーザーにはおすすめの一品です。
自分の足の形に合うパンプスを買いなおそう
せっかく購入したパンプス、なんとかシューズストッカーの飾り物にしないためにインソールを使うのは、手段として有効です。しかし、お気に入りのパンプスをスマートに履くためには、自分の足に合ったパンプスを選ぶことが大切です。
サイズだけでなく「ワイズ」も測るのが大事
パンプスにあまり慣れていない人は、単純に足の長さ（サイズ）だけでパンプスを選ぶ傾向があります。スニーカーならそれで通用するかもしれませんが、パンプスではサイズだけでは本当にフィットする一足を選ぶことができません。
大切なのは、足の全長サイズだけでなく、「横幅」（ワイズ）も大事なのです。選んだパンプスのワイズが大きすぎると、パンプスがブカブカになり、歩くたびにつま先やかかとが擦れてしまいます。あっという間に靴擦れができててしまうわけです。
パンプス初心者の方は、靴屋に行ったときはまず、足のサイズと足幅を正確に測定しましょう。店員さんに声をかければキッチリ測ってくれるはずです。
つま先の形も個性がある！あなたは何型？
わたしたちの足の形には、実は3タイプ存在します。まず１つは、「エジプト型」と呼ばれるタイプです。日本人で最も多いといわれています。これは、親指が一番長くて、そこから「人差し指→中指→くすり指→小指」の順番になだらかに短くなっている形をしています。
この足形の人は、足の親指がシューズのつま先部分にぶつかりやすく、負担をかけやすいので、つま先部分にある程度ゆとりのあるパンプスが向いているといわれています。
2つ目のタイプは、「スクエア型」と呼ばれる足の形です。足指の先がすべて同じ長さなのが特徴です。スクエア型の人は、先細ったつま先部分のパンプスを履くと指先を圧迫して負担をかけてしまうのでおすすめできません。くれぐれも見た目やデザインに惑わされないように気を付けましょう。
3つ目は、親指よりも人差し指が長い形をしている「ギリシャ型」と呼ばれる足のタイプです。指先に沿って線を描くと、人差し指を頂点にした「山」になるイメージです。つま先部分が細いタイプのパンプスが向いていますが、独特の形状をしているので、靴によっては合わない場合があるので注意してください。無理に履くとつま先が変形してしまう恐れがあります。しっかり店員さんと相談しましょう。
まとめ
せっかくお気に入りのパンプスを手に入れても、サイズが合っていなければ靴擦れを引き起こしてしまいます。しかし、現在はそれを防止する便利なインソールアイテムが数多く発売されています。特に、パンプスに履きなれていない初心者の方、靴擦れに悩んでいる方はぜひ使ってみてください。インソールアイテムを活用して快適な歩きを手に入れてください。
