水虫は靴下で防げる?周りうつさないためにできること

水虫とは?

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水虫は、カビの一種である白癬菌が、皮膚の角質層に寄生することによって起こる病気です。白癬菌は足以外にも感染しますが、多くは足に感染します。その理由は、靴を履くことによって、靴の中に白癬菌が繁殖しやすい、高温多湿な環境を作ってしまうからです。

水虫の原因は?

白癬菌は、水虫にかかった人の皮膚から剥がれ落ちる角質の中でも生きてけるので、それを踏んだり、接触することによって菌が付着し感染します。しかし、菌が付着しただけですぐに感染するのではなく、長時間菌が足に付着する中で、洗い流されずに残った菌が傷ついた箇所から体内に入り、感染します。そのため、靴を長時間履いたり、激しい運動をして、靴の中の湿度が上がるタイミングで菌が増殖し症状が出始めます。

水虫をうつさないために

白癬菌は高温多湿な環境を好みます。また、皮膚表面に汗や汚れが残っているアルカリ性の皮膚環境も、白癬菌が感染しやすい状態です。毎日良く洗い流し、足や体を清潔にして、弱酸性に体を保っていれば、感染を予防できます。

家の中での注意点

水虫は、同居している家族に一番感染しやすいです。同じスペースで暮らすので、どうしても感染機会が多くなってしまいます。家族内で感染を防ぐためのポイントを紹介します。

■バスマットやスリッパを共有しない。

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バスマットやスリッパは、白癬菌が繁殖しやすい「高温多湿」である場合が多いです。また、バスマットやスリッパは裸足で利用するので、家族に水虫患者がいると、感染しやすい状況になってしまいます。家族内であっても、素足で利用するものは共有しないことが好ましいです。

■清潔と乾燥を心がける

同居している人に水虫患者がいる場合や、白癬菌が多く存在している可能性があります。それらの場所に出入りした場合、24~48時間以内によく洗いましょう。また、水虫は高温多湿な環境を好む一方で乾燥には弱いので、よく乾燥させるようにすることで、感染リスクを下げることができます。

■部屋をこまめに掃除する

水虫になると、皮膚が剥がれやすくなります。はがれた皮膚にも白癬菌は残り、感染力を持っています。そのため、部屋を掃除しないと、感染源が床じゅうに広がってしまいます。そのため、予防のためには、こまめに部屋を掃除して、剥がれた皮膚や、その中にいる白癬菌を放置しない、ということが大事になります。

■洗濯は一緒で大丈夫?

白癬菌感染者と非感染者の洗濯を同時に行うことに問題はありません。白癬菌が洗濯機の中で白癬菌がうつる心配はありません。

家以外での注意点

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不特定多数の人が素足で使用する浴場・フィットネスクラブなどでは、白癬菌がいる可能性が高いです。そのため、出入りした後はすぐに清潔に洗うことや、なるべく靴下やスリッパを履いて、素足でいないように心がけましょう。

水虫予防におすすめの靴下やアイテム

■銀の五本指ソックス

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銀の力で水虫などの細菌をシャットアウト。五本指で、足趾間をなくし、ムレを防ぎます。銀イオンの抗菌効果でニオイの原因菌にも効果を発揮します。

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■銀イオン靴下

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ビジネスカジュアルなタイプなので、仕事の際に履きたいビジネスマンの方にもご利用いただけます。国内の工場で生産された高品質な除菌靴下です。銀世界という銀イオンをアクリル繊維に保持させた特殊な除菌繊維を使用して作られていて、強力な除菌力を持っています。

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■足ゆびちゃん

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吸水性に優れたメッシュシートで足指間の汗をしっかり吸収。汗を多くかく人でもムレずに安心して使えます。この上から通常の靴下を履くことができるので、五本指ソックスに抵抗のある人でも問題がありません。

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■快適インソール

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こちらはインソールタイプで、靴の下に敷くだけで水虫菌を除菌できるとても便利なアイテムです。ヨウ素化合物配合で除菌・消臭・抗菌効果を実現します。白癬菌を30秒で99.9%殺菌と、驚異的な殺菌力を持っています。

■最新型UV治療機

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こちらは、紫外線で水虫菌を殺菌することができる紫外線治療器具です。紫外線で肌への害が気になる方もいるかも知れませんが、人体には影響のないほどの紫外線なので、お肌に心配のある方でも、安心して利用することができます。殺菌ができるので、水虫だけでなく、ワキガにも効果があります。厚生労働省認可の治療器具なので、水虫を早く直したい方にはおすすめです。

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まとめ

水虫は高温多湿を好むため、これからのシーズンに繁殖しやすくなります。対策や予防をして、水虫にならないように気をつけましょう。また、水虫になってしまうと、同居している人の感染リスクも高まってしまうので、迷惑をかけないように予防していくことが重要です。

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