野球スパイクを徹底比較!金具スパイクとポイントスパイクのメリット・デメリット
野球スパイクをポイントごとに徹底比較!
野球スパイクの種類
野球スパイクには、大きく分けて3種類あります。タイプの違う2種類と使用用途の違う1種類なので、2種類+1種類のイメージが適切です。それぞれに適した環境は異なり、メリット・デメリットがあるので紹介していきます。
■金具スパイク
金具の歯がついた、野球用のスパイクです。現在は埋込み型が主流ですが、取り付け型を好んで使用する人もいます。取り付け型では、歯がすり減っても交換できるというメリットがあります。スパイク自体はまだまだ使えるのに、歯がすり減ってしまうという人にはおすすめです。金属なので、スパイクが重くなってしまい、足に負担をかけてしまうというデメリットがあります。スポーツ選手は怪我によって選手生命が左右されてしまうので、足に負担をかけてしまうというデメリットが大きいです。
■ポイントスパイク
金具の歯が、樹脂製に置き換わったタイプです。金属タイプの歯に比べ、先が尖っていない点と、足に負担をかけづらい点から、小学生はポイントスパイクしか使うことができません。金属タイプに比べ、素材が樹脂になり軽量化され、クッション性もあるので足に負担をかけづらくなっています。土や人工芝、天然芝にオールラウンドで対応できます。最近では、プロ野球選手が公式戦で使うほど、履き心地や性能が上がっています。
■アップシューズ
細かいスタッドがたくさんついて、イボのようになっているスパイクです。こちらは、激しい運動向きではないので、野球のプレー中につかうというよりは、練習時や人工芝で使うことが多いです。トレシュー(トレーニングシューズ)とも呼ばれます。
金具スパイクにも2種類ある!
■埋め込みタイプ
・メリット
金属が歯の部分だけのため、軽い
使用時の突き上げ感が少ない。
耐久性があるので、長く使用できる。
・デメリット
歯がすり減っても交換ができない
■取り付けタイプ
・メリット
歯がすり減っても、交換することができる
・デメリット
突き上げが大きい
金具の部分が多いため、重い
マジックテープタイプは装着が簡単!
野球用スパイクでは、マジックテープのタイプと、紐で固定するタイプがあります。
■マジックテープ
素早く止めることができるので、慣れてない人や野球部に入りたててでやることの多い1年生におすすめです。欠点としては、マジックテープが劣化した際に、買い換える必要があることと、3本で固定するが故に、紐で固定するほどフィット感がないということです。つま先部分を緩くして、甲の部分をきつくするなど繊細なコントロールができないというデメリットがありますが、毎回紐を結ぶのが面倒くさい人にはおすすめです!
■紐
紐穴によって、結び加減を繊細にコントロールできるので、自分で調整して足にかかる負担を減らすことができます。また、紐が劣化した場合でも、スパイク自体を買い換える必要はなく、紐のみの買い換えで済みます。
野球スパイクの選び方
素材の特性を理解する
上記でげたように、野球スパイクには様々な素材があります。素材によって手入れの仕方や、足のケアの仕方も変わってくるので、素材ごとの特徴を理解して選ぶようにしましょう。
ピッタリのサイズで考える
スパイクを飼う際に、気にすることが足の成長です。成長期の子どもの場合、足が成長して履けなくなってしまうことを危惧して、大きめのサイズを買いたくなってしまいますが、足の健康のために良くないです。足に合わないスパイクを履いてしまうと、余計に足に負担をかけたり、間違った間隔を身につけてしまう原因になります。それに、足先のサイズを余らせておくことは、余計にスパイクの消耗を早めてしまうことにもなります。
人気野球スパイクのおすすめ5選
金具タイプのスパイク
■アンダーアーマー ハーパー2ステルス LOW
こちらは、MLBを代表するスラッガー”ブライス・ハーパー”のシグネチャーモデルとして作られたものです。アンダーアーマーのテクノロジーによって、軽量性・通気性・フィット性を追求されています。高校野球のルール対応モデルなので、公式戦でも使うことができます。アンダーアーマーのロゴがうっすらと浮かんでいるのがかっこいいですね!金具は埋め込みタイプです!
■アシックス ネオリバイブ LT 2
軽量さと屈曲性が両立された、足に優しいスパイク!クッション性に優れているので、長時間履いていても疲れにくく、5本場の金具により、硬いグラウンドでも負担が軽減されやすいです!シンプルでかっこいいデザインもグッドですね!
ポイントスパイク
■ZETT グランドヒーロー
6色の種類があり、20.0~28.5センチまでの幅広いサイズが用意されています。子どもから大人まで使うことができますね。スタッドの設置面積が13%アップし、すり減りにくくなったので、経済的です。長く使えるのは嬉しいですね。
■ミズノ ジュニアセレクトナイン
こちらは2本のマジックテープが使われていることが特徴です。急いで履きたい人や、毎回紐を縛るのが面倒くさい人にもおすすめです!甲周りが通常よりも6ミリほどワイドに設計されているので、足のサイズが大きい人でも履きやすく安心ですね!
■アディダス アディゼロ
3本のマジックテープで固定するので、素早く履くことができて、しっかり固定します。耐久性に優れた合成皮革を使用し、ハードなプレーにも対応するので、長く使うことができます。長く使うことができると、足に馴染んでくるので、履いていても疲れにくくなりますね。
まとめ
野球用のスパイクと言っても、その種類は多種多様ですね。どんなポイントを重視するのかや予算によっても、選ぶものは変わってきます。素材やタイプによる特徴を把握して、お気に入りの一足を手に入れましょう。