サッカースパイクの商品名に書かれてる「hg」って何？
サッカースパイクを選ぶ時に、hgやfgなど商品名の後ろに書いてあるのを見た事があると思います。しかし、ローマ字2文字の表記じゃどういう意味かわからないという方も多いのではないでしょうか？そこで、この記事ではサッカースパイクに表記されているローマ字の意味について詳しくご紹介します。
サッカースパイクには色々な種類がある！
出典 : matimix / ゲッティーイメージズ
hgとは
サッカースパイクの選ぶ時に多く見るのが、hgのスパイクだと思います。しかし、hgってなに？って思う方も多くいるのではないでしょうか？スパイクは、それぞれ種類があり、グラウンドに合わせてプレーしやすいように設計されているのです。hgは、ハードグラウンドの短縮語です。よって、hgと表記してあるスパイクは、硬い土のグラウンドで使用するためのスパイクという事です。特徴としては、スタッドが低く、数が多いことです。スタッドが多いことで、硬い地面のグラウンドでもグリップがよく効き、下からの突き上げを軽減できます。hg用のスパイクは基本的には、硬い土のグラウンド用ですが、芝のグラウンドでも使用できます。しかし、地面の柔かいグラウンドでhg用のスパイクを履くと滑りやすくなってしまうので、注意しましょう。
fgやsgの意味
次に、fgやsgといった表記のスパイクについて解説します。上記の説明で、この商品名の後ろに記載してある英語の表記は、どのグラウンドに対応しているのかを示していることがわかったと思います。fgと表記してあるスパイクは、ファームグラウンド用のスパイクという意味で、天然芝用のスパイクという意味です。柔らかい天然芝のグラウンドにしっかりスタッドがささってグリップできるように、fg用のスパイクのスタッドは細長く作られています。fg用スパイクは、柔らかい芝のグラウンドと柔らかい土のグラウンドに対応しています。人工芝のグラウンドなど使用すると、スタッドが地面に引っかかってしまうことがあるので、気をつけてください。
sg用のスパイクとは、ソフトグラウンド用のサッカースパイクで、雨でぬかるんだピッチコンディションの悪いグラウンドや毛の長い天然芝グラウンドなど、滑りやすいグラウンドに対応したスパイクになっています。基本的にsg用のスパイクは、取り替え式スタッドになっており、スタッドの数も6〜8本と少ないです。グラウンドの状態に合わせて、スタッドの数を調整でき、ピッチにしっかりに刺さりやすくなっているため、滑りやすいソフトなグラウンドでもしっかりとプレーできます。しかし、sg用のサッカースパイクは硬い土のグラウンドでは使用できません。硬い土のグラウンドで使用すると、スタッドが折れてしまう可能性などがあるため、気をつけましょう。
人工芝対応モデル
人工芝専用のサッカースパイクもあります。人工芝グラウンド用のサッカースパイクは、AGと表記してあり、アーティフィシャルグラウンドの略です。人工芝は引っ掛かりが強く、グリップの強いスタッドのスパイクを着用してプレーすると、止まり過ぎてしまい足首などの怪我の原因にもなりかねません。そのため、AG用のサッカースパイクは、スタッドが丸く大きな形で、グラウンドから抜けやすい形になっています。AG用のスパイクは、人工芝の他にも天然芝でも使用できます。しかし、土のグラウンドには全く対応していないので、芝だけ使用できると覚えておきましょう。
hg用のおすすめサッカースパイク2選
アディダス エックス18.1 ジャパンHG
出典 : 楽天
アディダスのエックストップモデルのHGモデルです。ローカット使用の履き口が、足をしっかりとホールドし、安定性を高めます。アッパーは、薄いメッシュ素材になっており、より素足感覚に近い履き心地を堪能できます。軽量性と薄さを追求したスピードメッシュアッパーは、目を疑うような速さとダイレクトなボールタッチを可能にします。
ナイキ レジェンド7 PRO HG
出典 : amazon
ナイキのティエンポHGモデルのスパイクです。カンガルーレザーのクラシックなスタイルとニットヒールを融合。内側に配したメッシュの裏地は、レザーの過剰な伸縮を防止し、耐久性に優れたフィット感を実現したモデルです。
まとめ
この記事では、スパイクの商品名に記載してある英語表記の意味についてご紹介しました。スパイクにも、グラウンドによって様々な設計がなされており、プレーのしやすさや怪我への影響も出てきます。グラウンドによって最適なスパイクを履いて、プレーするようにしましょう。
